真夏の尾瀬沼

日本私鉄唯一の夜行列車で朝一番の尾瀬へ!
都会の疲れに尾瀬が効く・・・
というチャッチフレーズに
目がキラリン!
久しぶりの尾瀬に期待も大きく
梅雨空を心配しながら意を決した。
平成19年7月22日(日)
春日部0:35(発)==会津高原3:18(着)会津高原4:20(発)−会津バスー尾瀬沼山峠5:56(着)沼山峠6:28(発)・・・長蔵小屋7:50(着)・・・尾瀬沼8:35(着)・・・長蔵小屋9:30(着)・・・沼山峠11:40(着)沼山峠13:00(発)−御池・山の駅13:55(着)〜温泉〜御池14:40(発)ー会津高原15:55(着)会津高原16:55(発)準急==春日部20:20(着)

女性専用夜行
イビキよ〜し、リクライニングな〜し

空気枕(東武鉄道 配布)初体験の夜行電車。女性専用の車両が導入されていて、いびきをかいても大口開いても気にせず夜を過ごせるので安心というのはgood。

写真の様な空気枕も用意され、席も独り占め出来るという嬉しさです。
乗った時間はもう0時35分、すぐに休みたいのですが同じ車両には若い人達も乗っていてはしゃいだりしてうるさく、ジロット睨んでみてみましたが何の効果なし。

今しばらく我慢をしてまだ話が続くようだったら注意をしようと思っていた矢先、アナウンスで「時間も遅いので消灯いたします」と静かな車掌さんの声。消灯でやっと静かになりました。車両の座席はリクライニングはならずそのままです。狭い座席での睡眠は眠ったような眠れなかった様な中途半端といった感じでした。どこででも眠れる私ですが・・・なぜか熟睡は無理でした。

眠気もふっ飛ぶ沼山峠
お結びの朝飯が心地よい

沼山峠休憩所まだ暗い会津高原駅には何台ものバスが待機していてすぐに乗り換えが出来ました。

約1時間30分揺られて沼山峠へ。バスのゆれが睡眠を誘ったのか?峠に着くまで眠ったようです。

走行するバスの窓に付く水滴が気がかりでしたが下車する頃には水滴もなくまずはホッ!としました。沼山峠の休憩所には多くのビジター達が思い々のリュック姿でごった返していました。尾瀬の人気はすたれる事はない様です。雨が上がったことと再び尾瀬に来れたという興奮は眠気をも吹っ飛ばしたようです。ぬれたベンチに座ってお結びの朝ごはんを心地よくほお張りました。
又来ましたよ〜尾瀬に!
以前に来た尾瀬はもう3年前の事です。

沼山峠展望台?足取り軽く通過

尾瀬沼峠への道 6時30分ぬれた木道を歩き始めました

まだ鶯の谷渡りの声が聞こえのどかな雰囲気です。歩く道の傍らには、私を写して〜といわんばかりに花々が咲いていました。
今日同行した友達の中には花の名前を知っている人、又カメラを趣味とする人がいて、思う存分花と向き合えるので、良かったです。
以前沼山峠から尾瀬沼が写っている写真を見たことがあって今日はその景色に出会える楽しみもあり足取りは比較的軽やかです。
しかし下方の花に気を取られていたのか沼山峠からの尾瀬沼は見る事が出来ず木立の間には視界が広がってきました。
ゴゼンタチバナ ニッコウキスゲ
ゴゼンタチバナ ニッコウキスゲ

黄色の絨毯・胸の鼓動が高鳴る大江湿原

軽いアップダウンを繰り返しながら沼山峠を越えて大江湿原が目前に広がってきました。
あれ?尾瀬沼を見過ごしてしまい、もう一度戻ってみたい心境でしたが、すれ違う人は
「ニッコウキスゲが綺麗に咲いていますよ〜」
と教えてくれる言葉に、戻る気持ちはたわいもなく薄れ、ニッコウキスゲに合えることに胸の鼓動が高鳴ります。
見えてきました!黄色い花が!
沼山峠を降りた時の光景
大江湿原のニッコウキスゲ群落 見事なほどに咲き乱れているではありませんか!ニッコウキスゲは毎日一花づつ咲いて、咲いた花は一日で終わってしまうそうです。一気に咲かず蕾が順番に咲いていくので花の時期が長くなりその分楽しめると言う事らしいです。まさしく黄色い絨毯のようです。
     (写真大きくなります)

シャッターチャンス! 水も滴るヒオウギアヤメ

コツコツと木道を歩く事の喜び、狭い木道を大勢の人がすれ違って行きます。
カメラマン達が一斉にカメラを向けている所を通りがかりました。
「なにを写しているんですか?」
「ヒオウギアヤメです」
先生らしき人がシャッターチャンスだよ!といっているので、それでは私もあやかって一緒にカメラを構えました。
まさしく水も滴る・・・いいアヤメ!
チョッと水が多すぎるかな?と思いましたがカメラに収めました。ニッコウキスゲの黄色の中にヒオウギアヤメの紫が見え隠れして、とても良い眺めでした。
ヒオウギアヤメ

昔ながらの風景、懐かしさを感じる長蔵小屋

長蔵小屋もう満足で顔はニコニコして長蔵小屋に到着。初めて訪ねる長蔵小屋。

小屋の前の薪と小屋に掛かる煙突が昔ながらの風景のようで懐かしさを感じました。小さい頃はこの様な風景がよく見られました。

長蔵小屋の中に入ったわけでは有りませんがこの煙突から察するに、だるま型のストーブがあって外においてある薪をくべて暖を取るように思いました。
小学校のころ、だるま式のストーブでその上にたらいを乗せて湯を沸かし、アルミのお弁当箱を積み重ねて暖めたものでした。京の冬は底冷えのするもので教室の床に足を置けず椅子の桟に置いていたのを思い出しました。

尾瀬の冬もさぞかし寒いのでしょうね。案内パンフには尾瀬は秋から冬への移り変わりが早く9月下旬には霜が降り11月には本格的な冬到来とありました。

尾瀬といえば“水芭蕉”は熊のおかげ!

水芭蕉尾瀬といえば“水芭蕉”ですが時期的に今度もデカ葉になった水芭蕉にしか会えませんでした。

見るからに青々しておいしそうですが食べられないのでしょうか・・・?といっても尾瀬では山野草の摘み取りは禁止されているのでどちらにせよ駄目ですね。

ちなみにフリー百科事典「ウェキペディア」で調べてみると葉汁はシュウ酸カルシウムが含まれ肌につくとかゆみ、水ぶくれを引き起こす。根茎はアルカイドを含み服用すると吐き気や脈拍の低下、ひどい時には呼吸困難、心臓麻痺を起こすというものだそうです。

TVで尾瀬を放映している時案内人の話で、熊は花の種を食べそれに依ってあちこちに種がばら撒かれるので水芭蕉はあちこちに自生が出来るとのこと、熊との関係は大切なものだと説明をしていました。

しかし機会があれば葉っぱじゃなくて“水芭蕉”の白い花を見たいものです。・・・と3年前の時も同じことを思ったことをも思い出しました。

オゼヌマアザミに羽を休めるアサギマダラ

尾瀬アザミとアサギマダラ 大江湿原に咲くアザミには種類があるようです。このアザミは上を向いて咲ているので「オゼヌマアザミ」だと側にいた人が教えてくれました。そのオゼヌマアザミに丁度「アサギマダラ」の蝶が羽を休めたのでシャッターチャンスでした。

この様な写真が取れるなんて嬉しい一瞬です。蝶は花の蜜が美味しいのか羽を時々動かしては飛ぶ素振りを見せますがしばらくはそのオゼヌマアザミに集中をしていました。
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華豆ジェラードに舌鼓を打つ元乙女

私は「華豆ジェラード」の幟にくぎ付け!珍しい華豆のソフトクリームです。
なんでもソフトクリームの材料になるものですね。
まさしく「華豆」の味です。煮豆ではよく食べますがソフトクリームは初めてです。私も付き合うわよ!と友達。
「おじさん!沢山盛ってね〜!」
「ハイハイ!元、娘には弱いよ!」
友達二人でペロペロと童心に返った気持ちで味わいました。美味しそうでしょう!食べている姿は絵にもなりませんがね。お値段350円也
華豆ジェラード

泥沼回避、尾瀬沼一周を断念

厚い雲に覆われた尾瀬沼 曇り空で暑くもなく寒くもなく体感温度はベストコンディションですが、とにかく足元が滑りやすく、つるりつるりと足をすくわれます。尻餅をつかないように気をつけて歩くので変な所に力が入ってしまいました。
尾瀬沼の周囲を一周する意気込みで歩き出しました。
尾瀬沼とニッコウキスゲ地図で見ると尾瀬沼一周は約2時間掛かるようです。

長蔵小屋から1/3程歩いてみたのですが反対から歩いてきた人の話だと、木道が壊れていて泥沼を歩く事になると言われ、その人達の靴を見ると膝下まで泥んこ状態。

その姿を見るとやめる勇気も必要かと思い引き返す事にしました。一人の友達は折角来たので、やはり尾瀬沼を一周したいと言って長蔵小屋で落ち合う約束をして続けて歩き出しました。
私と他2人はもと来た道を引き返しました。時計の針は10時を回っている頃団体が列を成して行き会います        (写真大きくなります)

友とはぐれてうっとり・・・尾瀬の花々

ワタスゲとニッコウキスゲ ヒメサユリ

ワタスゲ(写真大きくなります)

ヒメサユリ

オゼオダマキ 写真を撮っているうちに、いつの間にか友達とはぐれてしまい、携帯も出発時点で忘れたので連絡のとり様もなくよりによってこんな時に携帯がないなんて・・・・・。(後でわかった事ですが尾瀬では携帯はつながらないそうですね)最悪!
まさかはぐれるなんて思いもよりませんでした。
ハクサンチドリ

ヤマオダマキ

ハクサンチドリ

今NHKの朝ドラ「どんど晴れ」にて“ハクサンチドリ”の名前が出ていて、どの様な花かと気に掛けていましたがこの大江湿原で初めてみる事が出来ました。もう盛りは過ぎている花で残念でしたが感じはつかめました。ヤマオダマキもはじめてみる色です。花に感激して友達の事はすっかり頭から忘れていました。
ギンリョウソウです。日陰でひっそりと顔を出しているのを見つけました。写真では見ていましたが実際に見ると、やはり大江湿原であるからこそ見られたので宝物を見つけたように嬉しいでした。
友達とはぐれた為に見られたようなもので神秘的な姿を心行くまで座り込んで見つめていました。
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる一つ目の“オヤジ”を想像しました。
ギンリョウソウ

ギンリョウソウ(写真大きくなります)


御池の温泉で気も心もリラックス

シャトルバス 一人沼山峠に戻ってきてしまいました。11時39分。誰も戻っていませんでした。お昼時なので友達を待ちながらお昼のお結びを食べ、12時過ぎに全員揃いました。予定では12時のバスに乗るようだったのですが、私を探していた様で丁度山から出てきたときにバスは出発してしまいました。
そんな事とは知らずのんびりとお結びを食べた、ギンリョウソウを写せた・・・なんて言えない状況で気まずい雰囲気を感じました。
携帯のない事を正当化し、その場をしのぎ私の為に予定が狂った事を詫びました。
予定の温泉にはいけなかったのですがバスの人が山の駅「御池」に温泉があると教えてくれたのです。幸い2時という時間帯の温泉には誰もいなく私たちが独占したようにゆっくりとそこで汗を流す事が出来ました。疲れを癒し終えた頃にどっと人が押し寄せ湯船にと消えてゆきました。
温泉ではゆっくりとくつろげたので、結果的には良かったので先程の申し訳なかった気が楽になりました。
御池 (燧ケ岳登口)

“山葡萄”ソフトクリーム味を堪能
次のウォーキングも楽しみよ〜

会津高原駅御池から再び会津高原駅までバスなのですが、ここは始発のバスがなく予約をしておけば座席は確保出来るので便利でした。

会津高原駅では帰りの電車にはまだ時間があるので皆さんは“蕎麦”を食べに行きましたが私はやはり“蕎麦”は苦手なので行かないで駅のお土産売り場で時をついやしていました。

あら!“山葡萄”ソフトクリームの水色の幟がひるがえっていました。華豆ジェラードに次いで新しい味にひかれ“山葡萄”ソフトクリーム味を一人堪能しました。甘酸っぱく高原の味かな〜!と思いながら、今日一日を思い返し、ぼんやりと皆を待っていました。

「又ソフトクリーム食べてるの〜」

友達の声に我に返り電車のホームへと進みました。
帰りの電車では先から乗っていた顔見知りに会い、「どこに行ってきたの?」と会話が弾み賑やかに車中を共にして戻りました。
今回はチョッと皆さんにご迷惑を掛けましたが又何処かにいくときは誘ってね〜と約束をし蒸し暑い現実にと戻っていきました。
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