すがしい緑・美の山


平成19年5月4日

今年もG.W.の季節になり人出が多い
と思うと出かける気にならなかったのですが
突然森林浴に行きましょう!と声がかかると
お天気もいいので二つ返事で出かける事にしたのです。
春日部7:48(発)-羽生8:20(着)-羽生8:27(発)-秩父鉄道-親鼻9:44(着)・・・ハイキング・・・美の山12:20(着)・・・昼食・・・美の山13:30(発)・・・
下山・・・黒谷駅14:40(着)黒部駅14:52(発)-羽生16:22(着)-羽生16:45(発)-久喜16:44(着)久喜16:45(発)-春日部16:58(着)

「親鼻」駅下車、今年初トレッキング

親鼻駅 連休でお天気も好し行楽日和です。
春日部から乗車の時は座席を確保出来ましたが、電車を羽生で乗り換える頃には人出も多くなってきて想像通りの混雑が気になりだしました。

車内で立っていても車窓から見る眺めは,やわらかい緑が目に映り、沿線のお家で色とりどりの花を植えてあるのを見ながら楽しみ、また友達と積もり積もった世間話をしながら電車は私たちを運んでくれます。
美の山公園への道しるべいつも秩父には車で来る事が多いのですが電車も又楽しみ方が違うのでいいものだと思いました。

秩父電車に乗り換えた時はさすが混雑になりました。秩父には景勝地があるので出かける人も多くなるのでしょう。その景勝地のある「長瀞」駅で大勢の人が下車して行きました。

私たちはそこから2つ目の駅「親鼻」駅で下車しました。でも降りる人は数える位でひっそりとした感じでした。

この場所は、人気がないのかな〜?混雑はいやだと言いながらあまり人がいないのも拍子抜けの感じを受けました。

とにかく、今年になって初めてのトレッキングです。

新緑の香りと山野草

シュン蘭 新緑の香りが心地よい風とともに運ばれてきて鶯の声も風に乗って聞こえて来ました。
今日はどの様な山野草に出会るのか?うきうきした気分で歩き始め、張り切ってスタートをしました。
美の山公園まで3.1kmとの看板があり、足慣らしには丁度いい距離だと思いました。
十二単
シュン蘭 十二単

山の風情、ひっそりと咲くイカリソウ

イカリソウ
イカリソウ
期待の山野草を見つけシャッターチャンスなのです。
イカリソウは平地でもよく見かけますが山の中で見ると又風情が違うように感じました。歩く道の傍らにひっそりと咲いていました。

チゴユリさん、はじめまして

チゴユリは初めての対面でカメラに納める事が出来ました。

しかし皆の歩調を合わせるには、ゆっくりと三脚を立て写すわけにもゆかず、必死で花をとらえることに専念しました。折角の三脚の出番が有りません。しかもそれはだんだんと重く感じるようになりました。持って来るのではなかった・・・と反省しきりでした。

なんと、20分も登るともう・・・ゼ〜ゼ〜の始まりです。まだほんのわずかな時間しか経ってないのに肩で息するなんて・・・!
チゴユリ
チゴユリ
リュウキンカ
リュウキンカ
ヤマツツジ こんなはずではなかった!

日頃の運動不足がはっきり影響している事を感じました。どんどんと後から歩いて来る人達が私を追い抜いて行きました。

やばい!

こうなると花にも目もくれず皆に歩調を合わせる努力となり、周りを見る余裕もなくなってきて、ただ悶々と歩くだけになってきました。
ヤマツツジ

祠を守るあばら骨(犬)

あばら骨の見える犬
「あっちの道の方が歩き易いのでいいよ!」
「こちらの方に行くとヤマツツジの群生が見られるよ〜」と教えてくれる親切な方々とすれ違いました。
話を聞くと地元の人で、何度も美の山に来られているようです。

ヤマツツジを見たいのでその方向に向かっていく途中、視界が広がった所にはなんと!あばら骨が見え、痩せた犬が2匹ひっそりと祠を守っている所に出ました。

よりによって何故、痩せた犬なのか?不思議でした。
祠にはその言われが説明されていました。

「開拓した頃長雨の為農作物が生育しなかったのでこの祠を建て、諸神を祀り折念したところ雨は止み豊かに豊稔の秋を迎えた」と有りました。きっと食べ物がなかったので痩せているのだと解釈をしました。

この場所は地標高583m蓑山の頂上付近なのです。

緑に映える「ヤマツツジ」

美の山に群生するヤマツツジ 痩せた犬から目をそらした時、淡い緑に朱色のツツジが咲き誇り、柔らかい色のコントラストが見事な景色の場所につながっていました。

この場所を教えてくれた人に感謝です。
(写真大きくなります)
皆野町と秩父市の間にある蓑山の山頂に群生している「ヤマツツジ」は3500株もあるようです。

5分間ほど「ヤマツツジ」の間を進むと美の山の頂上です。八重桜が出迎えてくれました。

バスツアーのワッペンをつけた人も多く来ていて、頂上は今までの静けさはなく、とても賑やかな雰囲気になっていました。
八重桜

優しい旦那様〜

秩父の稜線丁度お昼時なので、われわれも秩父の稜線を見ながらの楽しいお弁当を開きました。今日のメンバーで来ると大体持ってくるものが決まっているので、心のどこかで一寸当てにしたりする楽しみもあるのです。

先にお弁当を広げていたご夫婦がいて
どちらからともなく話かけて、今日は足の衰えた奥さんの為に車でここまで来たのだと奥さん孝行な話を聞き、私達には・・・いや私に限ってはその様な事は有り得ない事だ・・・とすぐに思いました。

羨ましいな〜!と思い目前の山をぼんやりと見ながら、もしこの次に生まれ変われるとしたなら、この様な優しい旦那様とめぐり合いたいな〜!と密かに思い残りのお結びを複雑な気持ちで飲み込みました。

霞がかかる“武甲山”

秩父の山で有名な「武甲山」が霞みがかっていましたが悠々とその姿を見せていました。

あの山にも行きたいね〜と誰かが言った様ですが、行きたい気持ちはありますが今日のような歩き方では自信がなく即答は出来ませんでした。

休んでいる間に背中の汗が冷たく感じてきましたので、そろそろ歩き始める事にしました。
武甲山
美の山頂上のつつじ 帰りは黒谷駅の方面に降りてゆきます。下りは登る時よりホッとします。でもゆっくりと降りなければ膝を痛める結果になるので慎重です。

過去に、急いで山を降りて痛くした経験があるからなのです。

山中のディスプレー「和銅遺跡」

途中に「和銅遺跡」がありました。説明には自然銅がたまりこの地上に露出したものを里人が見つけたそうです。

露天掘跡や銅洗彫りとか殿地和銅山という地名が残されている。

元明天皇の時代に武蔵国秩父郡内より差し出された自然銅は郡司から朝廷に献上されたものとと記されていました。
人知れず山の中にディスプレーは馬鹿でかくて、その割には、ひっそりとたたずんでいるのが奇妙?に見えました。
和同開珎の碑

SL! 煙と消えたピンクの長袖

秩父名物のSL黒谷駅にて帰りの電車待ちをしていると秩父名物の「SL」が通るので「白線までお下がり下さい」とアナウンスがあり、急いでカメラを用意したのですが・・・どういうわけかタイマーのボタンを押したらしく列車がいいアングルの場所まで来ているのにシャッターが下りない!

結局、目の前を通り過ぎる頃に“バシャ!”とシャッターが切れたのです。あ〜!後の祭りだ!ムムムなんてこと!友達のカメラにはしっかりといい場所で取れていました。
この写真がそうです。お願いしていただきました。

帰りの電車の中で自分のカメラでSLの写真が取れなかった事を悔やみながら、ふとピンクの長袖を着ようと思ったら・・・無い!・・・
背中のリュックにぶら下げて歩いていたのですがどこで落としたのか・・・?
皆も気が付かなかった様です。
まてよ!先きほどの駅で荷物を降ろした時に忘れた?のかもわからないと思い下車した駅の駅員さんに頼んで、黒谷駅に連絡をしてもらい忘れ物が無いかを聞いていただきました。
2,3分で連絡が取れましたが、期待した返事はもらえずがっかりでした。友達の前では“落としたのだから仕方がないよ〜。”
と軽く振舞っていましたが心穏やかではなく、なんだかWパンチを食らったようで一寸悔しい気持ちが残る事になってしまいました。

どこで落としたのだろうと家に帰り着くまであれこれと過去を振り返っていました。衣服には名前と住所を書いておくべきだったとか、細やかに点検をするべきだったとか・・・後の祭りに悔やんでしまう結果に終わってしまいました。ま、これも経験で次にはこの様な失敗はやらないようにと心に誓いました。
先頭に戻る

トップページへもどる

直線上に配置